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ちょぴ日記
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*2002-05/01〜05/15*

■2002/05/01(水)
○休みの日
とにかく寝ました。
10日ぶりほどのゆったり休養の日。本当にくったりとよく寝ました。
夕方、滋賀から着替えやら、もらった皿やかばんなど荷物が届きました。それと頼んでおいた桑酒。夕食のあとにおちょこに半分くらいずつ飲みました。甘辛でほろ苦。血行がよくなる感じがします。
夜はせっせと画像データの整理。
にゃんも先生に私の舞妓さん写真を見せたら、
「ふうん。」
たんたんとした反応だった。


■2002/05/02(木)
○夜まわり当番
日没後の西の空、5惑星を探して眺める。金星と木星らしき明るい星が目だって見えた。他の星は、ちょっとわかりづらいが、あれかなぁどうかなぁ、といった感じ。それより、にゃんも先生、今日はコンタクトレンズもはめて、遠目がきいて、少し右の南の空の山際に流れ星を見たって。いいなぁ。
そして今夜は、夜の見まわり当番


■2002/05/03(金)
○いい天気
風が吹き、空は快晴。なんといっても気持ち良い。こんな日は家の中にいるなんてもったいないわ。けど、今日は部屋で作業の日。明日でかける。明日どうか今日のように良い天気でありますように。
陽当たりのいいベランダには、布団と靴も干しました。
○ぼこっと四角いでっぱり
ベランダから見える景色、季節の移ろいだけでなくそれ以外でも、少しずつ変わっていきます。東の方に見える山の裾の方、そのむこう側には高層マンションを建築中で、もう段々と階も積み上がり出来上がってきました。それで、山のなだらかな稜線の途中にぼこっと四角いでっぱりができてしまった。
見るものなんでも、ずっとそのまんまとは限らない。大概なんでも変わっていってしまうもの。
○予定変更
お昼ご飯を食べながらテレビを見ていたら、明日の天気予報、曇、夕方から雨・・・ですって。
やっぱり今日出かけることにします。
○鯉のぼり
相模川の鯉のぼりを見に行きました。
砂けむりが舞い上がるほどの強風に、ものすごい数の鯉のぼりが空をうねりながらぐんぐん泳いでいました。
ばたばたばた・・・はためく音もすごかった。

↑とにかくすごい数/岩の上の子供たちと鯉のぼり/ばたばたと音をたてて泳ぐ
○水郷の鯉
帰り道、バス停まで水郷の水路脇のみちを歩いていきました。途中小さな水車などあり、ひっそりと静かで趣があるところでした。水の中には立派な鯉の本物がたくさん泳いでいるのを見ました。

↑水郷に泳ぐ錦鯉、こちらは本物
○京都の本、読物の本
バスに乗り、駅近くに着き、食事。それから本屋に寄った。2冊購入。1冊は京都のガイドブック。A5で小さいけれどわかりやすい。あと1冊は、久々に読物の本(紀行物)を買って、その先の帰路、読んだ。
○風呂上がり
帰ってから画像のチェックなどして、お風呂。
髪が短いと入浴もその後も楽です。
洗うのもしゃかしゃか、乾くのも速い。湯船に浸かるときにも縛らなくてよいのだし、本当に手間いらず。


■2002/05/04(土)
○空高く大凧揚げ
天気予報も当てにならず、今日もおでかけ日和。
相模川の、昨日行ったところよりさらに下流の方の河岸の原っぱで、大凧揚げをやるので、にゃんも先生と見に行きました。昨日同様、風がとても強くて、凧はぐーんと上の方まで揚がっていました。
場内アナウンスのおじさんが、
「こんなに高く揚がったのは、見たことがありません。もうこの先見ることはないでしょう。皆さんたっぷりとご覧ください。」
などと、興奮しながら語る声。
(実際、川の反対岸にもうもうとあがる砂煙もはっきりと見えるほどだったし、こっちもこっちで、砂が目に入って痛かった。)
今年は例年になく強風凧揚げ日和なのだそうで、初めてなのにいきなりそんなのが見られた私たちはラッキーだったみたい。
凧紐は、しっかりと縛られているし、放っておいても勝手にどんどん高く揚がってしまって上空でそのまんま安定しているので、勇んで凧揚げに集まったはっぴ姿の男性陣は、取り立ててすることもなく持て余しているよう。そして空の大凧をゆったりと眺めています。
私やにゃんも先生も、凧紐(紐というより綱)を引っ張ってみました。すると、凧の受ける風の振動がずっと伝わってきて感じられるのでした。

↑凧をひっぱる図。(というよりはぶら下がっている格好? 左の上の方にあるのが大凧です。ずっと遠くなって小さく写っているの、見えるかな?)
○滞空時間もすごい
大凧を見た後、クレマチスがそろそろ良さそうな麻溝公園へ移動することにして、家々の間を抜け、神社を通りすぎ、別の川を渡り、坂道を登り、森を抜け・・・2kmくらいの道のりをずっと、歩いていきました。
道中、時折振り返っては、
「まだ揚がってるよ。」
と言って、にゃんも先生が、空に残る大凧の方を指さすので、おかしかった。
○動物広場
公園には、ギリギリ16:30より少し前について、動物広場にも入れました。
いろんな動物がいます。ここはなんといっても、動物と直に触れ合えるところが魅力でしょう。
家族連れの人が多く、子供たちは、ポニーに乗ったり、鳥が手にとまったり、あらいぐまの行動をよくよく観察したりして、とても楽しそうです。
ポニーかわいい。インコ極彩色。あらいぐまは、一つ一つの行動はそんなにてきぱきというふうでもないわりに、常にあっち行ったりこっち来たりと止まらず動き続けていて、どうも落ち着きがない感じだなぁ。
他にも鹿やら、うさぎやら、りすざるやら、いっぱい。今度またゆっくりと来て、もっと見たり触ったりもしてみたい。

↑人慣れしていて近づいても逃げない鳥達/愛敬者のあらいぐま
○クレマチス
そうそう、クレマチスを見に来たのでした。
動物広場も閉まる時間になって、クレマチスの植わっている柵の方へ。
大輪のクレマチスが、パッと花開いていました。夕方の光線でも十分に見応えのある、艶やかで美しい色でした。

↑パッ、パッ、パッ・・・クレマチス/気に入りの色/白いのもいい


■2002/05/05(日)
○夏のような日
5月とは思えないような、初夏の暑さで、にゃんも先生、上は半袖。私は、まだちょっとなぁ、と思い、長袖にする、けれど結局腕まくり。
木々の葉は、新緑というよりは、もう生い茂る緑という感じになってきている。
今日はインターネットでいろいろと調べ物。


■2002/05/06(月)
○テレビ関連
今日、テレビで京都の私のこの前行ったところが映って、あそこ行った行った、と一人で思った。
最近テレビでよく目にする人。にじむような笑顔が、印象派絵画にも似た、井川 遥嬢。テンガロンハットがお似合なのに乙女チックなホラー漫画家の、山咲 トオル氏。


■2002/05/07(火)
○着物について
最近着物のことを調べているうちに、どんどん興味も深まってきたし、もっと着てみたいと思う度合も増してきた。


■2002/05/08(水)
○実家でやり残したこと
思えば、実家に帰った時にやり残したなぁと思う事は幾つかある。
和だんすの中、着られそうな着物なり、関係小物なり、チェックしておけば良かった。
それから、琵琶湖。日の暮れていく時間帯に行って、湖面に夕焼色の映るのを眺めたりしたかった。
・・・などなど。
次回にはぜひ。


■2002/05/09(木)
○紺のワンピースと昔小紋
原宿へ一人買い物にでかけました。
まず表参道を歩き、裏原宿に入って、最後は竹下通りから抜けて帰るコース。
紺のワンピースと、小紋の着物買いました。どちらも古着ということだけれど、生地の状態は良い。
○衣類のサイズの話
紺のワンピース。こちらは何といっても、サイズがぴったりで、とても気に入っています。というのも私の場合、洋服の多くはそうですが、中でも特に、上下つながりの服でサイズの合う物は滅多とないのです。つまりたいてい、ハンガーにかかっている時に見て、
「これかわいいなぁ。」
と思っても、試着してみたら、ウエストの位置が合わなくてだぼついていて、みっともなくてがっかりするのがおちなのです。けど、今回巡り合ったのは、ハンガーにかかっている時も、もしかして子供用?とも思える小ささで、その上輸入物のハイウエストのデザイン。さすがの私でも小さすぎるかと思いつつも、一応着てみよう。かわいいし。と、半分だめもとで着てみたら、どこもきつくないしだぼつかないし動けるし、ちょうど良かったのです。それはもう感激するほどのうれしさでした。後ろに少しのほころびがありましたけれど、そんなものなんのその、買いました。
着物の方でも、今や既製品は、浴衣などで163cm用となっているのが大半。私には大きい。
ところが、つい何十年か前までなら、着物や帯は、例えば身長152cmを基準につくられていたそうです。(あら、私くらいのサイズのお嬢さん、お姉さん、ゴロゴロいたのですね。)そして、大正の頃は、それよりさらに10cmほども低い平均身長だったというじゃありませんか。(あら、私、背高さん。)
時代の平均から外れていては、何かと不便で弱りますけれど、
「昔着物が着たい。」
となれば、小さい率が高いですし、それはまさに私にうってつけなことです。それにレトロなやつ好きですしね。私、うれしいわ。たとえ今という時代に見放されていようとも構わない。(・・・とまで言うのは、ちょっと大袈裟かしら。)
因に今日買った小紋は、やや緑味がかった白地に小梅や小菊の小花柄が賑やかに描かれたようなのです。


■2002/05/10(金)
○梅雨入りか
雨。もう何日目だろう。梅雨に入ったと言ってもいいんじゃないか。
○今日の行動
皮膚科へ。手は落ち着いているが、顔の湿疹が良くならない。下手するとシミになっちゃう。紫外線に当たらないようにと言われた。
はちみつを買った。イタリアのオーガニックワイルドフラワーはちみつとその他3種類。にゃんも先生も私も、はちみつ好き。
○寒かった
夜、集会。1時間半の間、ずっと寒かった。
「顔色青いよ、大丈夫?」
と言われた。
集会部屋はいつも寒い。


■2002/05/11(土)
○ぐずぐずしない、早めの対応
「寒い。寒い。寒いよー。」
もう、やたら寒い。室温24℃もあるっていうのに、下は長スカートとスパッツに厚手の靴下、上は薄手のセーター。それでもダメで、さらに、半纏(はんてん)羽織ってみたって、まだ寒い。
いっそストーブをつける。ストーブの前に丸くなる。けど、ぜんぜん暖まって来ない。
「このストーブ壊れてんじゃないのぉ。」
と私が言ったところ、にゃんも先生、
「あんたの方が壊れてんだよ。」
ごもっとも。
というわけで、かぜのひきはじめ、こじれない内に静養をとることにしました。
・・・・・・・・・・・・
ずっと寝てた。夢なんか見ながら。
で、すっきりと良くなったみたい、体の方は。でも寝すぎで、頭は、ちょっとボーッとしている。
○カエルが鳴く
夕方、ベランダ。洗濯物を取り込む。
カエルがちらほら鳴き始めているようです。まだかすかな声ですが。


■2002/05/12(日)
○今日の作業
朝、集会所のお掃除。
今日も冷え冷えする。家の中、半纏を羽織る。
雨こそ降ってないものの、霧がかった感じでなかなかパッと晴れとはいかない。
けど、洗濯をたくさんした。乾ききらないのは乾燥機などを利用。
マット類も洗って干した。
夕方、にゃんも先生は、にゃん母様にお届け物。母の日のささやかなプレゼントなど。私はというと、もうほとんど大丈夫なのだけれど、一応かぜがうつるといけないのでおとなしく家でお留守番。


■2002/05/13(月)
○食材調達
近くのお店へ買物。けど欲しかったものが売っていなくて、もう少し歩いたところの個人商店へ。そこも閉まっていて買えず。さらにてくてく・・・・・・。
3軒目、ようやくありました。玉葱。
今日はこれで、お昼に親子丼、夜にはカレーライスをつくります。
○雨の中、傘の中
粒とも呼べないような細やかな雨、細やな水の微粒子が、降るというか、降りてくるというか、空気中を漂っているというかそんな中、買物に行く道のりは、赤い傘に縁取られた、緑色の木々の景色。遠くはぼんやりと白っぽく、空はグレー。
夕方少し雷が鳴った。


■2002/05/14(火)
○カレー6皿分
昨日もカレー、今日もカレー、明日もカレー。
夜だけだけど。


■2002/05/15(水)
○着物にひかれつつある
まず、写真屋へ。注文のプリント61枚、ちゃんときれいにあがっていた。
それから電車で移動。
大きめの本屋さんで、着物の本をいろいろと見る。だいたい1時間くらい見て、呉服屋巡り・・・といくはずが、残念なことに、3軒行って、2軒は休み。
そして、文具屋へ。ご祝儀袋、便箋、封筒、ポストカードなど購入。
本屋に戻って、着物の本分厚いの1冊を買った。
帰ってからもページを捲りながら、着物の写真に見入っている。特に、ラグジュアリーな帯の刺繍模様にはとてもひきつけられる。



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