第1章 コンピューター教育概論本書が目指す教え方／一般の人々が到達すべき最終目標／ワープロが使える／自分でパソコンが管理できる／インターネットで情報収集が出来る／インターネットで情報発信が出来る／簡単なツールが作れる
日進月歩というが／愚者は経験に学ぶが、賢者は歴史に学ぶ
パソコンを買った先のことを考える／技術革新によるパソコンの寿命／古いソフトを使っていると取り残される!?／物理的な故障によるパソコンの寿命／安くなっても寿命が短ければ／パソコンは耐久機材か消耗品か
パソコン、インターネットは生鮮食品／技術の進歩が逆に進歩の足を引っ張る／新しいものが必ずしも良いわけではない
教える側の必須条件／特定の製品を教えないこと／今は永遠ではない／形体から思想を読み取る／視野が広ければ思想を読み取れる／あなたの視野は広いか狭いか／視野を広くするには
良い教え方と悪い教え方／パソコン、インターネットの悪い教え方／体験だけでよいなら、教師はいらない
理解には幅がある／パソコンは自然が産んだものではない／作った人の気持ちを教える／枝葉と幹の判断
嘘を教えてしまう可能性／誤りの発生と普及／真実が分からなくなる様々な要因／どんな立場で語られているか／データの値が文献によって異なる／世界初がいっぱい／開発、発表、成功、完成、出荷、発売
カタカナ新語をどうするか／ローマ字読みせず現地の発音を目指す／語源や元の意味を確かめる／時間の経過とともに用語の定義が曖昧に／コンピューターかコンピュータか／用語を統一しようと思わないこと／用語の補い方
著作権は歴史を知らないと理解できない／著作権は複製権であると教える／創作者の権利は守られるか／自分の創作物を守ることを教える／著作権表示の方法を教える
最も深刻なやる気の問題／やる気をなくさせないこと／社会や共同体に誇りを失っていないか／教わる側に希望を持たせること／やる気を出す処方箋／質問のさせ方
何のために成績を付けるか／励みになる成績と評価