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ちょぴ日記
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*2001-01/16〜01/31*


■2001/01/16(火)
○ビニール袋にすべってころぶ
朝、床の上のビニール袋を踏んだ拍子に、すってんころりんとすべってころんで、その時、左の腕をテーブルにぶつけて痛かった。すぐに水で冷やし、そのあと冷湿布を張っておいたら、じき良くなって、あざも出来ずにすんだ。早い段階での対処が肝心。
○バーゲンセール
一昨日購入した敷き布団が届いてから、午後、本日限りのバーゲンセールに出かける。家を出るときに遭った大きなねこが、大きなしっぽを立て、そのしっぽのふさふさの毛をぶわっと横に広げていて、まるでくじゃくのようだった。
さて、お店の品物は、ほとんど全品20%引き。他も5%〜50%引き。
いろいろなもの・・・必要なのに買うきっかけを逃していたものや、もう少し安いのかいいのが他にあるかもとか、何となくあとでもいいかなとか思って、買わずにいたものなどを、まとめて買った。
何といってもまず買いたかったのは、敷き布団カバー。新しい敷き布団の側と同じ色、ホワイトベージュの、綿100%のを買った。
それから、パジャマ。クリーム色とピンクのを2着を購入。両方、綿100%、Sサイズで、伸縮性、保温性、ともに良。こういうのは見つけた時に買っておかないと、あとで探そうったって、そうはなかなかない。稀少なものなので、2つとも買った。もうしばらくはパジャマを買わなくていいだろう。
カーディガンも2着買った。えんじ色とオフホワイトのもの。
そして、カーテンレールの2連のものを購入。はじめから部屋についていたのが1レールだったため、今まではカーテンを1枚しかかけられなかった。ずっと、2レールのにつけ替えてカーテンを2重にしたいと思っていた。それがようやくかなう。
ということで、レースのカーテンも一緒に買った。色はオフホワイト。
化粧水、乳液の類も、なくなりかかっていたので買っておいた。SANA PURE MOIST series 化粧液 & 美容液 と、SANA Natural Resource series 化粧水 & 乳液(トライアルセット)。肌のコンディションによって、2組を使い分けようと思う。
そして、今日一番の大きな買物は、何といっても、遠赤外線ストーブ。閉店間際に買った。
その他こまごまといろいろ・・・。
帰ってからにゃんも先生が、今日はいくら得をしたかと、レシートを集めて計算していた。totalでだいぶん得をしたみたい。
○自然派コスメがお気に入り
SANA(サナ)の製品は、高校生の時に初めて洗顔フォームを使用して以来、ちょこちょこ使っている。表示指定成分無添加で、無香料、無着色、無鉱物油、しかもノンパラベンはうれしい。
今回買ったものには、微量ずつだろうけれど、一方にはアロエエキスやカミツレエキス、もう一方にはラベンダーエキスやバラエキスなど、いろんな種類の天然由来成分が入っているらしい。
スキンケアgoodsでは、そういったいわゆる自然派のもの、成分が自然由来のものにひかれます。
かつ、過剰でない必要最小限のケアのできるものが良いです。何種類(何段階)もまめにつけなくてはいけないのはめんどうだし、やけに高級で成分が潤沢すぎるのも、かえって肌を甘やかし、肌本来の自助力を衰えさせてしまうような気がして、逆効果ではないかとさえ思ってしまうので、そういうのは使いません。
natural & simple skin care というのが私の理想です。つまり肌のお手入れは、自然で簡単なのが1番。(10年,20年後に何と言っているか定かではありませんが。)
○遠赤外線ストーブ
遠赤外線ストーブは、にゃんも先生が目をつけました。もともとメーカー希望価格の半額以下の値がつけられていたものでした。それが、バーゲン価格ではいくらになるかとお店の人に訪ねてみました。すると、展示品しか残ってないからから表示価格の更に半額でいいとのこと。
というわけで、欲しかった暖房器具がとっても安く買えちゃいました。
そして、結論からいうと、これは買って正解。家に帰って仕事部屋に置き場所をつくって、早速設置して、スイッチON。じんわ〜りとからだがあったまる感じで、これまで、足元が冷えて寒く辛かった仕事部屋が、暖かく過ごしやすい快適空間となりました。
めでたしめでたし、と。


■2001/01/17(水)
○かわいくいじらしいぺんぺん
4週間ぶりの移動図書館。去年から借りていた本8冊の内、4冊を全部読んで、3冊はパラパラと目を通して返却した。あと1冊は、半分読んで、まだつづきを読みたいので、今回また借りた。
今日新たに借りたのは、絵本を3冊。
オオサワチカ 作・画『ペンペンのなやみごと』星雲舎(フーコー)。
ハワード・ノッツ 作・絵/前沢 明枝 訳『夏のねこ』徳間書店。
長田 弘 作/荒井 良二 絵『森の絵本』講談社。
3冊とも、日本でここ1,2年の内に出版されたもので、どれも良かった。
とくに、『ペンペンのなやみごと』はとても気に入りました。耳が長くて大きくておまけに黒いぶちもようのある、うさぎの男のこ-ぺんぺん-のおはなし。かわいくていじらしいぺんぺん。
○湿疹おさまらず
キーボードを打つたびに、右手中指が痛む。
○神戸-あの日から6年
今日で阪神大震災からまる6年。神戸では、被災者追悼の儀が行われた。


■2001/01/18(木)
○富士山がついに・・・(夢の話)
遠くに富士山が見える。あかあかとぼわーっと光っていてとても珍しくきれいなので、あわててカメラを取り出して、撮影する。しばらくすると、赤みが落ち着いてきて、すっと暗くなったかと思うと、今度は青く冷たく光り出す。とても不思議な光景。「ほぉ。」と思って見ていたら、パチパチっと三つほど火花のような物がとんだ。かと思ったとたんに、富士山のまわりがビカーンと激しくオレンジに発光し、それは噴火の始まりだった。
「富士山が噴火。しまった、瞬間、写真に取り損ねた。」と後悔するのも束の間、溶岩流がみるみる押し寄せ、既に三方をそのオレンジと白に光るどろどろぐつぐつ煮えたぎった流れに囲まれてしまった。残りのルートも、通っている間にふさがれるのは確実で、じっとしていてもそれは同じこと。足がとけるのも覚悟でとにかくこの場を離れるべきか・・・ただちに決断を迫られる。
(と、ここまでで富士山の部は終わり。次は別の場面で別の展開。いくつかの過程を経てから、今度は次に記す夢の話。)
○ケーキを実際食べる(夢の話)
(今朝見た夢の話をする前に)
・・・かつて子供の頃、お菓子などを食べる夢というのは、おいしそうなのを目の前にして、今まさに食べようとするその時に、はたと目が覚めてしまうものだった。そして、もう一度眠って夢の続きで食べようと思い、布団にもぐって目をつぶってみるのだけれど、結局食べられず、残念な思いをすることがほとんどだった。けれど近頃じゃ、夢の中でも食べるところまでいく。どういうわけだろうか。いずれにせよ、ありがたいことに。そして今朝の夢でも・・・
(ここからが今朝の夢の話)
まるい大きなケーキがある。まわりはモカムースのクリームで、その上から全体にココナッツ入りホワイトミルクチョコの薄く細かく刻んだのがふりかかっている。トップのデコレーションがかわいらしい。
私がそれを切り分けて、友達やら家族やらみんなに配る。自分の分もお皿にとった。
とり分けたそのケーキを、私は一口ずつフォークですくって食べた。甘くしっとりしていてふわふわのケーキだった。そして、ちゃんとおいしく全部食べた。
ただし残念だったことが一つ。それは、ケーキを均等な形、大きさに切り分けられなかったこと。
(と、こんな夢。)
それにしても、2つの夢のシチュエーションの、なんと落差の激しいことか。
○最近の仕事っぷり
最近にゃんも先生の仕事は、どんどん忙しい。家にいる日はもちろんのこと、午後に外へ出かける日でも、朝早くから午前中いっぱいと、帰ってから夜お風呂に入って寝るまでは、フル稼働。
私はというと、外での仕事は今のところ控えており、家での作業をちょこまかとやっている。
○明日の予定
明日は、久々に映画を見に行くかもしれない。


■2001/01/19(金)
○ウニ、そしてウニ、またまたウニ
映画を見に渋谷に行った。映画館で見る映画は実におよそ1年振りのこと。
さて、まずは腹ごしらえから。お昼に、オール1皿\110の回転寿司屋さんに入った。中盤あたりからウニがたくさん回ってきて、にゃんも先生はそのウニを3皿もとって、ご満悦。2人でおなか一杯食べて \110x10皿=\1100+税とは安かった。
○久々に映画館で映画を見る
それから、少しその辺のお店をぷらぷらと見て、Bunkamura ル・シネマへ行く。学生1枚と大人1枚のチケットを見せて、10分前に入場。チャン・イーモウ 監督『初恋のきた道(原題:我的父親母親)』という中国映画を見た。泣けるかなと思ってハンカチとはな紙を膝の上に用意して見たけど、使わなかった。
見終わってから、「物足りなかったね。」という点で、にゃんも先生と意見が一致。
○空気清浄器を見る
映画のあとは、まずハンズに行って、それから次に、パソコン・カメラ・家電量販店の、S店とB店に立ち寄った。空気清浄器をいろいろと見た。 前々からにゃんも先生が、にゃん父さまに買ってあげるために、パンフレットを集めたりインターネット上で調べたりしている。現物を見て、どれが良いかと検討してみたものの、結局今日は買うまでには至らなかった。
そのあとカメラ用品をちょっと見てから帰った。
○純情初恋お料理物語!?
今日の映画について、ある雑誌には、純情初恋お料理物語なんていうフレーズでも紹介されていたのだけれど、実際は、主人公の村の女の子が、好きになった人をひたすら、見つめたり、追いかけたり、待ち伏せしたりする姿の描写が大半を占めていて、お料理をしているところのシーンはそれほど多くはなかったです。
夜、家に帰って、その映画についてネットで検索すると、ある映画評サイトで、「お料理を作っているところをもっと見たかったな。餃子の皮をこねるところとか・・・」というような感想を書き込んでいる人がいて、「同感。」と思った。皮をこねるとまではいかなくても、きのこ餃子の、具を詰めて、きゅ、きゅっと皮で包んでいくところなんか、「気持ち込めてます」という感じで、いいのにね。
けれど、主人公のかわいさが光って、好きな人にはたまらない映画でしょう。
それから、中国語で、「別に」とか「何でもない」とかいうのは、「メイ カン シャ」とか言ってたな、覚えておこう。
○氷になって溶けない雪
今年初めて降った雪。あの雪だるまを作れるほどに積もったのが、家のまわりでは、10日以上経ってもまだ溶けずに残っている。いくつかの氷の山が点々と、かたくななまでにremain(残存)。渋谷ではもうぜんぜん残っていなかったのに。家のまわりって都心より寒いんだな。


■2001/01/20(土)
○土壌についてコラボレート(夢の話)
(この話は、今朝見たいくつかの夢の中の一つです。)
私は、science系の大学生で、ある企業のスタッフ数名と、土壌についての共同研究(collaboration)を行う。
テーマは、花壇や菜園の土壌についての研究・開発。
より具体的には、新しく入れた土と、もともとあった土とのの辺りで、土の性質がお互いどのように影響し、変化していき、微生物の活動域がどのように変わっていくのかということと、その結果、花壇や菜園の全体としての保水能力などが時系列的にどう変わっていくかということを検証し、問題点を探って、最終的には、花壇や菜園にふさわしい土壌の開発、あるいは、土壌管理の適正な方法の研究を行うというもの。
○けがの多い日
(一つめ)朝起きて、布団から出て歩いたら、左足の親指がぐにっと下に曲がって、そのまま自分の足で踏んでしまって、ぐきっと捻挫した。冷湿布をはって、左足の前の方には出来るだけ体重をかけずに移動している。
(二つめ)夕ごはんを作っているときに、炒め物で油を多めに使ったら、左手首にびちゃっとあつく熱された油がとんできてやけどした。すぐに水道の水で冷やした。
(三つめ)机の前に座るとき、思いっ切りごちんと右足の膝のおさらをぶつけた。ぐっとこらえて我慢した。
でも、考えてみたら、一つめはともかく、二つめ三つめのような災難はしょっちゅうだ。
○2度目の雪が降る
夕方、この冬2度目の雪が降った。
にゃんも先生は、「雪が降ってきたよ。」と言って外へ行き、降る雪の写真を何枚も撮った。その時私はといえば、疲れていたので、家の中でごろんとしていた。
←今年2度目の雪が降る。(photo by : にゃ)
○夕食を作るのに2時間かかった
今日の夕食のmenuはというと、
ごはん(胚芽米)/鶏と白菜の水炊き(鶏/白菜/葱/生姜)/玉子と小松菜と人参と生きくらげの中華炒め/サニーレタストマト玉葱くるみサラダ/野菜ジュース/いよかん
これだけのものを用意するのに2時間もかかってしまった。映画1本見れるやん。(←急に関西弁)なぜだろうと考えたら、水炊きの鶏肉の脂身を細かいのまで丁寧にとってから切るのにまず苦労して、人参を細かく切るのに、硬かった分手間取った。他にも生姜やにんにくや葱など、細かく刻むものが多かった。調味料をブレンドするのにも凝った。
けれどお蔭で、水炊きは脂っこくなく、透明できれいなスープができてさっぱりとしておいしかった。中華炒めも食材を細かく切ったので、全体ゴマ油の馴染もよく、薬味も効いておいしく仕上がった。
しかし、2時間も作っていて、おなかがすいていたものだから、食べる時は20分もしないで一気に食べてしまった。あっけないものよ・・・。
小松菜は、ちびねこちゃんのいるお宅、左隣さんから頂きました。実家の畑でとれたのがたくさん送られてきたそうです。
○ヒエロニムス・ボス『快楽の園』
夜、毎週楽しみにしているテレビ番組、『美の巨人たち』を見た。今日のは特に興味深かった。取り上げられていた作家、一枚の作品は、ヒエロニムス・ボス(ボッシュ)『快楽の園』(1504)
その作品に登場するたくさんの人物や動物、そして果物たちは、どれも仰天するほどにすぐれた発想で描かれていて、おまけに、その一つ一つの配置の妙、巧みな構成(composition)は、離れ技というよりほかなく、なぜ私は、今までこの作品の存在を知らなかったのだろうかと、そのことにさえ驚くほど見事なものだった。500年も前の作品に、私は新鮮な驚き、といより衝撃を覚えた。こんなびっくりは久々。伊藤 若沖(いとう じゃくちゅう)『菜虫譜』を見たとき以来だ。
『菜虫譜』は、様々な種類の野菜と虫たちが、12メートルもの画巻に、情深く描き込まれたもので、これもまたとにかく凄い。
いずれも、人は、ある極みに達すると、これだけの仕事をするのだなあと感嘆し、また同時に、我が身の些末を顧みながらも、いくばくかでもその仕事ぶりをあやかりたいものだと思わずにはおけぬ作品。
ヒエロニムス・ボス(ボッシュ) 『快楽の園』 (Hieronymus Bosch 『The Garden of Delights』)は、スペイン、マドリッドのプラド美術館(HAll 56A)所蔵。
是非、一度この目でオリジナルを見てみたい作品の一つ。
○スペインに行ったら見てみたいもの
スペインに行ったら、マドリッドを訪れ、プラド美術館にある、この、ヒエロニムス・ボス(ボッシュ)の『快楽の園』を見てみたい。
そして、もう一つ訪れたいのはバルセロナ。アントニオ・ガウディ『サグラダ・ファミリア』を見てみたい。一体いつ行けるか分からないけれど、未完の教会、サグラダ・ファミリアは、後になるほど完成に近づいていくので、その楽しみがある。
それから、くっきりと鮮やかな色彩の青空の下一面に広がるひまわり畑も見てみたい。
スペインに行くときは夏にしよう。


■2001/01/21(日)
○So dazzling ! (まぶしいっ) / Powder Snow
朝、「雪がどのくらい積もったかな。」とにゃんもさんが言うので、カーテンを開けてみる。すると、暗いところから急に真っ白にまぶしかったので、目が開かず、「まぶしすぎて見えないよ。」と言ったら、「モグラみたいだね。」と言われた。
今度積もった雪は、きめの細かなさらさらのパウダースノー
←まぶしく白く降りつもった雪。その上にのびる私の影。輪郭が青く滲んでいた。


■2001/01/22(月)
○PCシステムメンテ
午前中、にゃんも先生、私のPCのシステムメンテをやってくださる。時折発せられる解説の言葉を聴きながら、「ふうむ。」と思い、それら全てを理解するには及ばないながらも、事の運びがうまく行きますようにと祈りつつ、静かに見守る。
○躍動する白い曲線
昼食にえびだんご入りうどんを作る。
麺を茹でる。白い麺が曲線を描いて鍋の中におどる。そして見入る
○プリント出力サービスの注文って疲れる
なんてったって疲れた。
それは、インターネット上で、JPEG画像のプリント出力サービスをやっている会社を選んで、登録して、注文するので。
何でもなさそうだけれど、すごく大変。
まず、料金体系がわかりにくかったり、登録のフォームにいろいろ記入したり(こんなこと聞いてどうするんだというようなアンケートもあって、明らかに関係ないと思えたのはほとんど無視した)、それから、画像を選ぶのや、転送するのや、注文する方法が、なかなかわかりにくかったり・・・。
それは、頭がこんぐらがって、体がねじれて、「うぎゃーっ。」と叫びたくなるほどだ。(実際叫んでいたか。)
ちょっとした発狂をもよおしました。
でもやらないわけにはいかなくて、とりあえず今日のところは、テスト用に10枚ほどを、なんとか注文し終えた。2,3日後に届く予定。


■2001/01/23(火)
○うれしい一言
お昼に、生めかじきの塩焼を作った。大根おろしを添えて食卓に出す。にゃんも先生、食べ終わって一言。「うまかった。
これは、特筆すべき事柄です。だって、いつもだったら、せいぜい、私が「どう。」と聞いてからやっと、おいしければ「おいしい。」と言うことがあるくらいで、こちらから促さずに自らそのような発言をされることは滅多にないのですから。今日の食事は、よほどお気に召したようです。
さて続いて、夜の蛎フライを食べ終わったあとは「ごちそうさま。」の一言。どうやらこれもおいしかったようです。でも、蛎フライにソースじゃなくてケチャップをかけたのはなぜ? 聞いたけれど無言。教えてくれなかった。少し変わった風にして食べてみたい気分だったのかな。


■2001/01/24(水)
○お料理でちょっとひと工夫
お昼ごはん、昨日の残りの生めかじきを、今日はコロコロ焼きにしてみました。何のことはない、はさみでちょきちょきとサイコロ状に切ってから、フライパンでコロコロと転がしながら焼いたまでのこと。評判が良かっためかじきだけれど、また一緒というのじゃつまらないので、素材を同じくしながらも、調理法をアレンジしてみたわけです。
ちょっとした工夫。我ながらナイス。
○荷物届いたと実家に報告
夜、滋賀の実家に電話。先日母から送られてきた荷物が届いたので、その報告。
箱を開けるとあれやこれや入っていて、私用の服も何点かあったのだけれど、案の定、サイズや好みの合わないものばかり(でかい派手・・・)なので、もう送ってくれなくていいと伝える。「はい、わかった。」と言いつつも、先方さん、「けれど大きい方がゆったり着れて楽でいい。」だの「家の中でなら、派手も地味も関係なく気にすることない。」だの「気に入らなかったら、汚れてもいいから、作業着として心置きなく着られる。」だのと、いろいろと弁明される。この分じゃいつまた同じように送ってくるかわかったものじゃないなという感じ。それよりこっちは空間(space)の方が重要なんだけれどな。
「もし衣料品を送ってくれるのなら、ハンカチやスカーフくらいにしといて。」ということで、ひとまず決着。
一緒に入っていたおばあちゃん特製の梅干し。これは、うれしくありがたかく頂きました。
○宮崎から、のりちゃん重大発表
そのあと、久しぶりにのりちゃんから電話があった。のりちゃんは、大学で版画を専攻していた友達。19の頃、一緒にN.Y.美術の研修旅行に行った仲でもある。
そののりちゃんがなんと、この3月に結婚するとのこと。そして、宮崎で暮らすそう。びっくりだけどうれしいぞー。のりちゃんおめでとう!! どうかしあわせになってね。残念ながら結婚式には行けないんだが、何かよろこんでもらえることを考えるよ。
○貴子さんと語る
そのあとのり情報に詳しい貴子嬢と、その件について語る。
そして、貴子さんの近況も聞く。貴子さんは、高校の美術の先生。今時分は生徒の進路のこととかで、いろいろ忙しい時期のようだ。
それから、大下さんや、みおさん、それからフランスにいるとっちの事など、私が遠ざかってしまっている人たちの近況も、ちらほらと聞かせてもらう。たぶん私のことも、貴子さん経由で、他の人にいくらか伝わっていったりするのでしょう。よろしゅうに。


■2001/01/25(木)
○試験勉強
今日は久しぶりに学校へ行き、試験にそなえてお勉強。
既に試験期間に入っていたので、図書館や視聴覚室では、多くの学生が静かに各々の学習をしていた。 私は、音声テープの授業を5本分聞いた。臨床心理学の授業で、ロジャースのクライエント中心療法(のち人間中心療法)や認知療法、それから、心理学の研究方法についてなど学習した。前学期に受けていた、『認知心理学』や『人格心理学』の授業でもやっていたところなので、すいすいと聞いていた。今日のところで興味を持ったのは、認知療法の中のフォーカシングという手法。もっと具体的に知りたいと思う。
○科目選択
一通り授業を聞き終えて、次の学期に受講する科目を選ぶため、図書館でテキストなど見て検討する。来学期は選択科目を少なくおさえて、今までやってきた科目の復習というか、更なる掘り下げの期間にあてたいと思う。そのための本もたくさん買い込んでいることだし。
○大きな本を2冊もらって、雨降りの中を帰る
1階から2階へ上がったところの一角に、本の「ご自由にお持ちください」コーナーというのがある。そこに、コンピューターのシステムについて書かれた立派な大判の専門書が3冊あり、そのうちの2冊を頂いて帰ることにした。にゃんも先生の読みそうな本なので。
帰りの途中、御茶ノ水に寄った。そんなに広くはないけれど、品揃えが良くて、私の好みに合った感じのものがいろいろあって好きな文具屋さん、マルゼン。文具をいろいろと見た。メッセージカードを買った。
そして、雨降りの中、再び家路をたどる。
もらった2冊の本を、濡らさないようにと気を付けながら、小脇に抱えて歩く。大きいので持ちにくい上に、ずっしりとして、とても重い。これで「いらない。」なんて言われたらバカみたい・・・と、途中何度も、持って帰ってきたことへの後悔の念が立ち現れた。
やっと家に帰り着いて、重たかった本をにゃんも先生に見せた。「こんなの読む?(私)」と聞いたら、「読む。(にゃ)」と言って、ペラペラとめくって読んでいた。
やれやれ。苦労して持って帰ってきて良かった。
報われた思い。


■2001/01/26(金)
○午睡と読書
今日は疲れていて、朝起きて一度お茶を入れるためお湯を沸かし終えた後、やっぱり布団に戻って、11時頃まで寝ていた。その上、午後も午睡。
起きているときは、本を読んでいた。おもしろい本。
「ふうむ。」と思ったり、時々「うぷっ」と笑いながら、シャープペンを片手に、気になるところに線をひいたりまるをつけたりつっこみ入れたりとかしながら。(「何じゃそりゃ。」「は?」「なるほど。」など・・・。)時には喚起されて思うところをつらつらと数行書き綴ることも。
というわけなので、一度私の読んだ本は、人には貸せない(見せられない)。古書店にも回せませんな。
早くさっき読み終えた本のつづきが読みたい。シリーズものなので。
今度買物に出たら、次のを買おう。わくわく。


■2001/01/27(土)
○風がピュー、雪がぼんぼん降ってくる
こないだで今年はもう終わりかと思っていたら、また降りました、雪。
夜中にあまりに寒くて、柱がパキッと鳴っていた。そして、今朝6:30頃に目が覚めて、カーテンを開けてみたら、昨日天気予報で言っていたとおり、雪が一面に積っていた。雲も厚かったので、まだ外は薄暗く、ぼーっと青くグレーがかって見える雪景色。
今(10:45頃)も風がピューと鳴って、雪はしきりと降っている。空間という空間を埋め尽くすかのように。
ベランダから下の広場を見下ろす。土曜日で学校も休みだけれど、さすがに今日は外で誰も遊んでいない。子供たちは、家の中でぬくぬくとテレビゲームでもしているんだろうか。
私は、これから郵便物出しに行かなくちゃならないのが億劫だ。次学期の科目登録申請票を。
○ここは雪国
気が進まないながらも、大事な書類なので、ポストに投函しに行く。
踏むとググッと、きしむ感じの雪。
降る雪の中、傘をさして、積った雪を踏みしめ歩くと、雪国の人になった気分で、なかなか風情があるというものだ。
赤いポストは白い綿帽子をかぶり、道端の細い枝の低木は収穫期をむかえる稲のようにみなおじぎをしていた。
おもてでは元気な子どもが3人、雪遊びをしていた。えらい。子どもはこうでないとね。
○学習中の分野参考資料を検索
夜、今学習していることの関連書籍を検索。気になった本は高価なので、店頭で1度手にとって中身を確認してから買うかどうか決めたい。よっぽど良ければ買うつもり。


■2001/01/28(日)
○世界で一番大きなジェット機
今日は用事でにゃんも先生と出かけました。
途中、上空彼方に飛行機が飛んでいるのを見て、にゃんも先生が、「あれは世界で一番大きなジェット機の○○だ。」と言って、急いでカメラを取り出して写真を撮っていた。2枚撮れた。私はその時、その飛行機の名前とか型番号を聞いたけど、もう忘れた。
にゃんも先生は、航空機やそれから船についても詳しい。
○はじめての古書店で発掘作業
いつものことで、古書店にも立ち寄る。
そこは今回初めてのところで、外から見たら小さいかと思って、あまり期待はしていなかったけれど、入ると結構奥行きがあり、いろいろとおもしろいものが発掘できた。
古書店で、2人合わせて31冊の本を買った。内私のは11冊。
心理学関係が5冊。
医療関係が3冊
天文気象関係が2冊。
美術書(postcard)1冊。
天文気象関係の本2冊は前から欲しかったもので、手に入ってうれしい。
心理学関係の本では、『こころの科学セレクション ブックガイド心理学』日本評論社 が時機にかなって参考になりそう。それから、にゃんも先生が見つけてくれた『手の痛みと機能障害 原著第4版』医歯薬出版株式会社 は、専門書らしくとても詳しく書かれていて良い。


■2001/01/29(月)
○キーン、シュワシュワ、あるいはミーンミーン
朝、何やら体の具合が悪い。
胸全面(心臓の上下)にベルトをあてて毛管運動をしていたら、急に胸が苦しくなり、(そのやり方は良くなかった。心臓まわりの血管を圧迫したと思われる。)布団に仰向けにころがる。そのあとキーンと強い耳鳴りがして、その次にシュワシュワっと炭酸のはじけるような音、あるいは油蝉の大群がミーンミーンと一斉に鳴くのを頭の中の遠くに聞くような音がする。
しばらく起き上がれず、倒れたまま。事態の行く末をみとどける。
数分経たずに、落ち着く。
しかし、怖かった。これでもっとひどい場合、死に至ることもあるのだろうなという、その手前の感覚を知ったような。
薬を飲み、午前中休養。
にゃんも先生も口内炎ができて(ということはつまり胃があれていて)具合が悪い。
どうやら昨日の夜に入った洋食屋の揚げ物に、2人してあたったか。
昼食は梅干し粥。夕食はとろろそば。
午後、昨日買った本などを読みつつ静養。


■2001/01/30(火)
○あうんの呼吸でその意を汲みとる
私の方の具合は、ほぼ良くなってきたが、にゃんも先生はまだ口内炎で舌が痛い。何かもの言う時は、指先視線で語る。その言わんとするところを、あうんの呼吸で汲みとり理解する。
○目下試験勉強
今日の私は、とにかく明日に備えて試験勉強もラストスパート。


■2001/01/31(水)
○きゃべつ療法
今朝、出かける前に、きゃべつ療法をする。きゃべつの葉を細かく刻んですり鉢でよくすりおろしたものを食べる(にゃんも先生にたくさんあげる)。胃があれた時にするとよい家庭療法。ビタミンUが効くらしい。
○単位認定試験『臨床心理学概説』
通信制の大学においては、レポートと何よりこの試験が肝心でありまして、気の抜けないものです。とはいえ、ことさら構えるわけでなく。
今日受けたのは『臨床心理学概説』の試験。10問出題された内の8問は出来て、心理検査に関する1問をうっかりして間違ってしまった。もう1問、ユングの分析心理学の中のコンスティレーション(布置)に関する問は難しく迷って、未だ正否は不明。
○地下鉄、御茶ノ水駅から神保町駅を歩く
帰りは、地下鉄の乗り換えついでに、御茶ノ水駅から神保町駅までを歩いた。
御茶ノ水駅[出発] → マルゼン(postcard 購入) → サン・クレール商店街 → MELON(ギフト小物購入) → 神田古書店街 → 三省堂(林 道義 著『図説 ユング 自己実現と救いの心理学』河出書房新社 購入) → 書泉グランデ(文庫本 2冊 購入/ブックカバーがかわいらしい-白地にクマの親子が小舟の上で釣りを楽しむ画柄) → 明倫舘書店(図版たっぷりの大判の科学専門書で良いのがいくつかあったけれど、どれも高価だったので見るだけで買えず。) → 地下鉄神保町駅[到着]
立ち並ぶ古書店の中には、どの本も埃がかぶって、客の1人も居らず、うすらさびれたようなところが何軒かあり、人事ながら大丈夫かしらと心配な気持ちになりながら、横目に通りすぎた。余計なお世話か。
○帰宅ラッシュと買物
それからまた電車を乗り継ぐ。
帰宅ラッシュで、身動きが取れず、折角買った文庫本をかばんから取り出すことさえできぬまま、押されて揺られて息苦しく立っている。本も読めない満員電車なんて・・・。ただ耐えるのみだ。しかも冬なのに、暖房とこの人の熱気とで、車両内にあつい蒸気がこもっている。窓が白くくもっていた。
○お釣りが足りない
最期の駅に着き、電車を降りると、寒さも心地よい。
駅を出てまず家に電話。薬を買ってくるよう頼まれる。スーパーに寄って、この前買ったのと同じ毛布をもう1枚買ってから、漢方薬局店で頼まれていた薬を買って、バスに乗って帰る。
ふと、「もしかして、薬屋でお釣りの計算が違ってたんじゃないの。少なくもらったみたい。」と後で気付き、バスの中でそのことをずっと考えて、かなしくうち沈む。
その後(20分後くらい)、「まあしかし、命をとられたわけでなし。その時は、焦っていて疲れてもいたからこうなったのだ。これからはこういったことのないように気をつけよう。」と、考え直して、気持ちを切り替える。
夜、湯豆腐。

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