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ちょぴ日記
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*2001-01/01〜01/15*


■2001/01/01(月)
○A Happy New Century 21st !!
皆さん・・・親しくして頂いている方々、また間接的には何かしらの形で関わりを持っているすべての方々・・・
20世紀は、どうも大変お世話になりました。
21世紀も、どうかまたよろしくお願いいたします。
←年賀状。すばらしい世紀となりますように!!
○初日の出、ご来光
初日の出は、たなびく雲の上からあらわれました。方々(ほうぼう)に光の筋が伸びて、それはそれは目映いばかりのご来光。光、熱、energy。地球上の私たちすべての営みの源。「ああ、ありがたい。」という思いが胸に込み上げる。
○のどかな元日
昼頃にはもう雲一つないような快晴の青空で、ぽかぽか陽気です。隣のお宅のちび猫ちゃんもベランダでひなたぼっこをしているらしい。
下のポストを見に行きました。年賀状が届いています。かわいいのやら、楽しいのやら。
近くのグラウンドでは、一人凧揚げをする子ども。なかなかうまくあがらないようです。それから野球の練習をしている子らが5,6人います。
昨日ほど寒くなく、風は少し体を動かしていれば心地よい程度のすがすがしさ。
とてものどかな元日の午後です。
ただ、かわいそうなのは、にゃんも先生。年末の忙しさと、いろいろの気疲れもあって、今朝、初日の出を撮影した後、かぜの症状が出て、頭が痛くなり、はからずも寝床正月となりました。早めに処置して休養をとったので、夜には回復の兆しあり。明日あさってには良くなると思います。治ればやっと本当の正月気分です。そういえば私もくしゃみが出て、なんだかかぜっぽいような・・・。気を付けねば。
○2001年-今年一年の計
完璧を 目指すことより 日々の業 積みつづくにこそ 意味を見んかな
ほんの一行ずつでも、出来るだけ毎日、このちょぴ日記を続けていきたいと思います。


■2001/01/02(火)
○すずめが連れ立って飛ぶ
今日も気持ちのよい晴天。
ちょっと用事で外に出たとき、すずめが楽しそうに飛んでいるのが目に入りました。ぷわっと膨らんでおまんじゅうみたい。夏よりもぷっくりしているように見えます。秋においしいものいっぱい食べたのかな。それから、羽毛もふわふわで、寒空の中でもあったかそうです。
いつも何羽かが一緒になって行動をしていることが多いです。きょうも数羽ほど。きょうだいか、親子か、はたまた友達どうしか、親戚か。
一羽がぱっと飛び立つと、他のすずめたちも同調し、一斉に同じ方向へとんでいく。さざんかの枝にとまって、次には桜の木の枝。同じ木にしても、一羽毎、自分の気に入った枝、場所を感覚的に選んでとまっているようで、そしてそれはえさを探し求めているという風でもないようだし、遊んでいるのか、それとも飛ぶ練習をしているのか・・・と不思議に見る。そうするうちに他のところから来た3羽も加わり、今度はまた別の木へ。
気紛れなような、それでいて何か意図があるのかしらと、見つめてあれこれ推測してみるけれど、ほんとのところはよくわからない。聞けるものなら訪ねてみたいけれど、また飛び立って、すずめたちは別の遠くへと楽しそうに行ってしまった。
○今日の作業
今日はホームページのなおしのアップロードをして、他、画像やらメールやらのデータのバックアップを作成しました。それから私のPCが最近終了時にerrorとメッセージが出ることが多くなり、不安定だったので、にゃんも先生がシステムの調整をしてくれました。にゃんも先生、昨日にくらべると大分体調が良くなってきました。でもまだ外には出ない方がよい感じです。


■2001/01/03(水)
○寒くて眠られぬ/毛布が必要
昨日の夜は寒かった。靴下まではいてみたりもしたけれど、寒くてろくろく寝られたものじゃない。何度か夢を見たのは覚えている。うつらうつらと眠った時もあったけれど、意識があった時間も長かった。
明け方5時頃、ついにたまりかねて、にゃん布団の上の方にかかっている毛布を一枚、そろぉっともらう。とはいっても、それは、そもそも私の分を余計に貸してあげてたのを一枚取りもどしたまでのこと。そして、毛布を一枚たした布団の中で、しばらく目をつぶって暖まるのを待つ。しかし、それでもまだ寒い。体が冷えてしまっている。そして、にゃん布団にそろぉっと忍び込む。もぞもぞ・・・。
ほわ〜ん。ぬくぬくでした。
人のぬくもりというのは、ただ温度からくるというだけでなく、何か特別な暖かさがある。早く入っとけば良かった。
とにかく今日は毛布を買いに行く。それから、にゃん父さま(にゃんも先生のお父さま)からことづかりの電気毛布も。
○新たな春の兆し
からりと晴れて、風の強い日です。白い紙切れが鳥のように、どこまでも飛んでいきます。気をつけないと帽子も飛ばされそう。
バスが来るまでに少し時間があって、二つ先の停車所まで歩いていきました。
この寒さの中にも、木々の葉の新芽が、枝々の先に芽吹いています。紅梅のつぼみが、もうふくらんで、色づいています。なるほど新春の名に相応しい気節であることよ。
←梅の花のつぼみがふくらんで色づいています
○すずめは元気
またいつものように、すずめは元気に空中を飛んでいます。
一羽でちょこちょこ動き回っているのもいます。一羽で行動するすずめは、一羽でいるのが好きなのか、たまたまその時一羽なのか(いつもは群れているのか)、はたまた、すずめでも年齢(月齢?)によって、複数で行動する時期と一羽で行動する時期とあって、今は一羽の時期なのか・・・。といろいろ考える。
すずめ。こんなにも身近な生き物だけれど、その実体をあまり知らない。
連れ立ったグループすずめもいました。6,7羽くらい。やはり一羽がぱっと木にとまると、他のがみな同じ木に飛んできて、めいめいそれぞれの枝にとまります。これは先生と生徒達? 何か教えている学習の場のようにも見えます。とするとさしずめここは、すずめの学校か。広々とした空の下の教室
日中このように方々へ出て、散り散りになって活動していたすずめらも、日が暮れる頃になると、山の林のねぐらへと帰っていくのだろう。そしてみなで身を寄せ合って、静かに朝まで眠るのだろう。すずめも夢を見るのかな。
○あったかグッズをいろいろ購入
結局毛布は買えませんでした。けれど次のものを買いました。
玄関マット。ふかふかしていて踏み心地がよい。
キッチンマット。フローリングと同化するような色合い。無難な感じ。
座布団。大きいめで、丸い形。リビング用。テレビの前に座って見るときなど。
カレー鍋。前から欲しかったもの。(といっても LE・CREUSE のではありません。)。
その他・・・。
3件のスーパー(デパート)を渡り歩いて大変だったが、良いものを安く、気に入って買えたので満足。電気毛布もちゃんと買えた。
○ 何倍分歩いたか
帰りはバス一本で帰るはずが、休日ダイヤということを忘れていて、終バスに乗れなかった。仕方なく電車で別の駅に移動し、そこから出ているバスに乗って帰る。カートを持ってきたものの、ホームの上がり降りをするはめになるとは。大荷物で大変だった。
カート一杯にロープで巻き付けた荷物。それでも足りず、両手にも下げた大きな袋。実にバランスが取りにくい。
駅からバス停までの移動時、カートは右へくねり左へくねりして進む。本来の直線距離の2(ルート2)倍(1.23620679倍)はかかっているか。いやむしろ曲線を描くようであるので、とするとπ/2(2分のパイ)倍(3.1415926・・・÷2倍=1.5707963・・・倍)の距離にもなっているだろうか。はたまたsin波のようだとすると・・・。
いろいろ思考しつつ、それでもなお右へくねり左へくねり・・・。
もっとも時間としては、ゆうに3倍はかかったし、エネルギーならば5倍ほど使ったという感触であったということは、確かなことである。
やっと到着したバス停では寒い中30分近くも待って、体の末端や表面から、だんだんじわじわと芯の方まで冷たくなっていった。
そうして何とか帰りついたのだが・・・。
とにかく疲れた。


■2001/01/04(木)
○unlucky day
朝、さながらゾンビのように起き上がる。疲れた背中に貼り薬。
今日は、好ましくない知らせがいくつかあり、そして、ささやかなミスがあった。そのささやかなミスは、何か後の良くない結果を招くものとなりはしないだろうかという懸案となり、それまでの経緯も含めて、内部的な揉め事を引き起こした。
夜、悪寒。早く床につく。


■2001/01/05(金)
○午前中の行動
朝起きて、日の出を拝む。
オレンジ色の写真を撮影した。
午前中は、まず銀行、次に郵便局へ行って振込、それから洋品店に立ち寄り、最後に食料品店で買物をして、帰って来た。空気は冷却室の中のように冷たく、それでいて陽射は暖かだった。あとでテレビのニュースを見たら、北部や日本海側の各地で雪が降ったようだ。
○膝掛け用ハーフケット
洋品店では、薄黄緑色のハーフケット(膝掛け毛布)を買った。調度一週間前に購入した座椅子に座って、今日購入したそのケットをひざから下に巻き付けて、今これを書いている。ほんのり薄緑色の茎と葉っぱに薄レモン色の小さな花びらの柄のあしらい。同系色で地の色と馴染んでまとまっている。軽くて軟らかくあたたかだ。
○本が届く
昨年末から書店で探していて見つけるのが難しかった本を、三日前にネット販売で購入した。インターネット上から本を購入したのはこれで2度目。便利だ。そして今日、その本が届いた。シュピーゲルマン,河合隼雄 著/町田 静夫,森 文彦 訳『能動的想像法 内なる魂との対話』創元社。テーマのわりには、わりと最近発刊された本。河合隼雄氏著述分の1章、シュピーゲルマン氏著述分の2章、町田静夫氏著述分のあとがきにかえてを読んだ。


■2001/01/06(土)
○朝日
今日も朝日は神々しく出で来り
そのまぶしさにしばし目を奪われぬ
○カレーライス用お鍋
お昼には、昨日の夜作ったカレーライスの残り半分を食べました。使ったお鍋は、ずっと目をつけていて、3日前ついに(大変な思いをして)購入したお鍋です。
ホーロー製両手鍋。大きめ(かといって大きすぎず。中身をくるくるとかき回してもこぼれる心配のない程度、ちょうど良い安心感のある大きさ)で、底の部分は縁が丸まっていてお玉があたりやすく、ルーが焦げつきにくい。色は、中の方は白いので、お料理そのものの色がよくわかり、外はマスタード系の黄色で、いかにも「カレーが入ってますよー」と言わんばかりの、見ているだけでも香が漂ってきそうな感じ。
そんなお鍋です。
作ったカレーはもちろん成功。やっぱり買って正解でした。
○姫様オススメの激安ショップへ行く
昨日『王様のブランチ』(TBS)で姫様が案内していた、衣料品の激安ショップの系列店が、家からわりと近くにもあることを知り、もうすっかりと体調を取り戻したにゃんも先生と一緒に行ってみることにする。
そこはバスを二つ乗り継いだところにありました。結構一杯のお客さんで賑わっていました。私は、セーター、ブラウス(カジュアルシャツ)、靴を買い、にゃんも先生は、ベルトとあったか肌着を購入。それから、折り畳み式の椅子も買いました。他小物類と、全部合わせても、金額は\5000くらいで、普通に買ったときの4分の1から5分の1でした。ラッキー。得した気分。
それから、スーパーに寄って、七草粥セットパックなどを買って帰りました。


■2001/01/07(日)
○七草粥
お昼、七草粥を食べました。
せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ。
覚えるために書いてみた。けど、セットでパックになって入っていたので、どれがどれだかわからないまんま。
○初雪
ふーわりはらりと白いの降り来る
初雪。」
最初のひとすじを見つけたときのうれしさは
流れ星を見つけたときにも似て
そのあと空を見上げると
ふわふわと白いの降り来る
ひとつ、またひとつ・・・
空の遠くからこんにちは
○実家から電話
母から電話。午前中にいろいろのことを終えて、午後散歩に出ようと思ったが、雪が降り積もってとても寒く、仕方なしに家でテレビを見ているとのこと。
父からも電話。最近の仕事ぶりなどを聞く。父は去年で会社を定年退職になり、4月から再就職先で勤めています。今は私が通っていた高校の警備員さんです。
○白いじゅうたん
夜、べランダから町を見下ろす。すっかり一面、白いじゅうたん


■2001/01/08(月)
○雪だるまをつくる
昨日から降りつもった雪で、木々や家々、そして通りのバスもみな、まるで砂糖がけのお菓子みたい。町全体が、真っ白な雪に包まれています。
角の階段とおどり場のところに、ことさら雪が吹きだまっていました。その真新しい雪で、今朝、雪だるまをつくりました。赤いマフラーがお似合いです。
外では、20人程もの子供たちが集まって、男の子も女の子も一緒に、喜々として、雪合戦に興じ、元気にかけまわっていました。
←雪だるま作りました。
○関西風お雑煮
お昼はお雑煮です。家のは関西風お味噌を入れるやつ。にゃんも先生は、生まれてこの方、ずっと東京暮らしで、お雑煮と言えば関東風のお吸い物のやつだったようですが、あまり雑煮は好きと思ったことがなかったらしく、私が関西風のを作ったのを、初めて食べた時、こんなお雑煮もあるのかと感心して、気に入ってくれたようでした。それなのでいつも、家のお雑煮は関西風です。
お味噌と、他には、白菜、里芋、葱、人参、鶏肉を入れました。白いお餅は焼いてから、ぷくっとふくれてきたのを入れます。あったまっておいしかったです。
○成人式
今日は成人の日。といってもまだピンと来ない。今までずっと15日と決まっていたのに、急に第2月曜日になって、日もその年によって違うなんて、なんだかわかりにくい。
ニュースでも、成人式の話題をやっていた。成人の晴れ着姿はいいものだ。がしかし、式の最中に、隣同士私語する人やら、携帯電話で話す人やら、立ち歩いて騒ぐ人やらがいて、収拾のつかない会場も少なくないとのことで、それについては困ったものだ。
その他、成人の日にちなんで、テレビでは20代の若者達が集まっていろんなテーマについてディベイトする番組をやっていた。私も20代。いろんな意見を聞き、反論などもしながら見ていた。


■2001/01/09(火)
○一度溶けてまた凍った
雪は昨日の午後、徐々に解けていったのが、夜の間にまた凍った。朝、グリッグリッとその氷雪の上を踏み歩く音が聞こえる。道路の車もチェーンの音をグリグリと鳴らしながら、ゆっくりと走っている。
○歯がぐらぐら(夢の話)
(疲れているときによく見るのは、歯がぐらぐらとか、歯が抜ける夢。)
左下の奥から三番目の歯が痛くて、ぐらぐらになって抜けかけている。その歯はねじ式になっているので、ゆるんでいたのをもう一度ぐりぐりまわして、抜けないようにしめる。
(このように、夢の中では、歯がぐらぐらになり歯茎から抜け落ちそうになりながらも、完全に抜けるところまで行くことは少ない。)
○しびれた〜(夢の話)
大事な写真のべた焼きをファイリングしてある冊子を、床に開いたまま放ったらかしにしてあると怒られる。ちょっとふてくされながらも片付けようとしていったら、床にあった段ボール箱に足が引っかかって、ふらっとなる。その拍子に本棚に頭をぶつけて、そのまま床に倒れ込む。全身がビビビビとしびれる。意識がだんだん遠退いて、起き上がろうとしても起き上がれない。気が付くと布団の上にいたけれど、やっぱり体は動かない。
(というここまでが夢。)
○ミルクコーヒー
そのあと起きて、体がまだだるかったので、足の毛管運動(足を斜め上に上げて微震動させる運動)をやって、全身の血行を促がす。そしてミルクパンで、ホットミルクコーヒーを作って飲む。牛乳とコーヒーパウダーと蜂蜜少々。カップ一杯分飲んだら、体がほかほかになり、ぶわーっと全身から汗が吹き出て、老廃物も一ぺんに出せた感じ。すっきりした感覚が蘇る。
○夜はしとしと
夜は雪ではなく雨。しとしとと降る。


■2001/01/10(水)
○4日目の雪の具合-昼
お昼過ぎ、外の雪はシャーベットの溶けかかったのみたいに、ぐしゅぐしゅ。踏むとグシャッといってつぶれる。踏んでいるとブーツが汚れそうだ。にもかかわらず踏み踏み歩いてしまう心理とはいかに・・・。グシュ、グシュ、グシャッ。
○乾物屋、古本屋、ハンズ
今日はおもしろい乾物屋さんを見つけた。品揃えが豊富で、見たことのないようなものもいっぱいあった。めずらしい豆やらナッツやら調味料やらを買った。
次に古本屋に寄って、ある人の描いた漫画を探したが、漫画コーナーはどうも苦手で、探すにもどの棚を見てよいかよく分からず、うろうろしてかなり疲れた。40分くらい見てまわってそれらを見つけたけれど、結局買わなかった。
そのあと1時間くらい、他の本のコーナーでいろいろ情報収集も兼ねつつ、本を物色。例によって、今学習中の心理学関係の本2冊を買うことにした。 にゃんも先生は、私が漫画コーナーでうろうろしている間にも、良い本を着々と見つけていて、医療関係や航空関係の本など12冊を選んだ。
ということで、二人で買った本は合計14冊にもなった。
カートを持って行って良かった。本は重いので、重心が下になり、カートはわりと素直にまっすぐにころがせた。
そのあと、ハンズに行った。
ここのところトイレの結露がひどいので、除湿器を買った。久々の機器類の購入。さて効果のほどはいかに・・・。
○4日目の雪の具合-夜
帰りの頃には、道端の雪は、またかたまっていて、踏むと、グリ、グリ、とか、ザクッとかいった。


■2001/01/11(木)
○本日のあらまし
昨日買った除湿器は、ほぼ期待通りで、なかなか効果的。
本は借りているの2冊を完読した。
右肩の関節が痛い。腕を上げたりすると時々ビーンと来る痛み。
○やらなくてはいけないこと
前から「やらなくてはいけない」と思いつつ、なかなか手がつけられずにぐずぐずしていることがいくつかある。そこで、とにかくパッと思い当たるところをリストアップしてみた。
まず、明日にでもやるべきことが6つ。これらはどれも面倒だけれど、さほど時間はかからないので、勢いでパパッとやってしまおう。
それから明後日にでも着手して、10日くらいで決着をつけたいことが2つ。これらは、いっぺんにやろうとすると気が重くてできないので、少しずつ作業を分けながら、急かずに着々とこなしていこう。
それから、随分前から、やらなくてはいけなかったのに、やるには何かと困難が伴い、やったところでどうせダメかも知れず、そしてダメだった場合にはどうすれば良いのやらと、やる前から悩み、未だにずっとやっていなくて、でもいずれ確実にやらねばならないことが1つ。ひとまず保留で、他が片付いたら考えよう。
そうまとめている内に、また別のやるべきことを思い出した。明日になればおそらくまた増えるだろう。
やるべきことの項目は尽きない・・・


■2001/01/12(金)
○やらなくてはいけないことでやったこと
やっぱり今日になれば、案の定、別のやらなくてはいけないことが俄に浮上してきて、ともかくそのことを先にやった。
昨日心にした、今日にでもやろうとしていたことは、6つあった内とりあえず2つこなした。はじめは億劫なことでも、「うぉっし。」などとおなかの底から、自分にかけ声をかけながらやると、勢いづいてトントンとやれた。リストの項目の該当箇所に""と記す。心が少し軽くなった感じ。
あといくつかあるけれど、この調子で明日からも着実にこなしていこう。


■2001/01/13(土)
○どんと焼き
近くの空き地でどんと焼きがありました。 (左義長(さぎちょう)とかとも言うらしいですが、)正月の飾り物や、一年の縁起の物を燃やして、厄払いをし、無病息災を願う行事ということです。洗濯物を早く取り込んでしまって、1時半頃からにゃんも先生と、どんと焼きを見に出かけました。
それにしても、見事なまでに大きなどんと焼きです。てっぺんまでは10メートル程もありそうなのが2つ。
2時になり、いよいよ点火されました。火はすぐに燃え上がり、たちまち全体炎につつまれます。すごい勢いです。煙がもくもくと灰色の空に立ちのぼっていきます。そして、積み上がった葉っぱも木も、どんどん黒い炭に変わっていきました。
その様子を、固唾を飲んで見守る子供たち、きゃーと歓声をあげる子や、興奮して走り回る子もいます。そんな光景を見て、以前にも、私がまだ小学生になったばかりかならない内かに、学校のグラウンドでこんなのを見たのを思い出しました。その時以来ですが、でも、こんなに大きなのは初めてです。
昨年まで住んでいた都心部では、このような行事はありませんでした。こんなことをやるなんてとても無理でしょう。小さな花火さえも出来る場所がなかなか見つからなかったくらいですから。
近くには消防車も待機していて、本格的なものです。
○残り火でおだんごを焼く
40分程して、遂に真ん中の柱がばったりと倒れました。すると、皆少しずつ残りの火のまわりに近づいて来て取り囲みました。そして、長い枝の先に突き刺したお団子を火にかざします。この火で焼いたお団子は、食べると一年間無病息災で過ごせるという縁起物です。
残り火といっても、まだとても熱く、近づくと顔が熱くなります。煙も出ているので、実際焼くのも一苦労です。それでも、子供たちにしてみれば、とにかくその行為を、おもしろおかしく体験しているといった風です。中にはあんまり焼きすぎて、お団子がかちこちに茶色く焦げかたまってしまった子もいました。
にゃんも先生は、上半身をのけぞらせながら、がんばって焼きました。途中で合流したにゃん母さまも果敢に挑みました。私も挑戦してみましたが、これが意外に難しくて、長い枝がしなってしまって、お団子を炭にべったりくっつけてしまいました。
そうして、焼き上がったのは、炭のついたすすまみれのお団子でしたが、ありがたくいただきました。
その後は、豚汁がふるまわれました。体があたたまり、うれしかったです。
そんなわけで、服も髪もすっかり煙臭くなってしまったので、家に帰たら、着替えてお風呂を沸かしました。

↑大きなどんと焼き / 燃え盛る炎を見つめる子供たち / 消防車が待機 / 残り火でおだんごを焼く
○円盤が攻めてくる(映画)
それから、夜になり、今、にゃんも先生は、チーズなど食べながら、テレビで「円盤が攻めてくる映画」を見ています。


■2001/01/14(日)
○いつもとちがうルート
今日は、いつもとちがう通りまで歩いて、いつもとちがう路線のバスに乗り、いつも行く町に出た。一日に2,3本しか通らないバス。乗客は2人だけ。私とにゃんも先生。
いつもとちがう道を行くと、いつもとちがうところに出かけるみたいな気がした。いつもとちがう道沿いには、いつもとちがう木や建物があり、神社、学校、それからよく新聞と一緒に広告が入って来るけれども1度も行ったことのないお店など、次々に通り過ぎていった。わくわくしながら見る。
新鮮な気分だった。
途中2人の乗車があり、終点に到着する頃には、私たちを含めて乗客は4人だった。
○布団は羊毛、毛布は絹
今日の目的は、布団と毛布を買うこと。この前から夜ずっと寒い思いをしていたので。
素材にこだわって、選んだのは、中がウール100%で側が綿100%の敷き布団と、シルク100%の掛け毛布。共に無地のもの。毛布は軽かったので持って帰り、布団は配送で頼んだ。明後日届くとのこと。
敷き布団は今まで数年来、夏も冬もずっと綿のものを使っていたけれど、今年の冬はこたえた。それでとうとう羊毛のを買うことにした。かぜをひくことのコストを考えれば、軽い出費だ。毛布はポリエステルやアクリルなど化繊の物が多く出回っている。確かに手触りも軟らかで暖かく軽いのだろうけれど、何時間もそれにくるまって寝るにはどうも息苦しいような気がする。
その他、ハンガーラック(2連)とバスブラシ(柄の部分が+120cmも伸びて、私でも天井に届くようなの)を買った。これらも敷き布団と一緒に送ってもらう。
○物凄く寒かった
夕方は一段と寒かった。大陸から日本列島上空にまで寒波がやってきて、逃れようのない冷気だった。
家に帰ってから、真っ先にリビングのヒーターをつける。しかし部屋の温度は一向に上がらず、ヒーターの前から離れられない。フリースの帽子を再びかぶり、しばらくうずくまっている。
そこへにゃんも先生が、濁り酒とお猪口を出して持ってきてくれた。一杯飲んだ。すると少し体が暖まってきた。
つくづく、一時は寒い思いをしても、布団と毛布を買いに行っておいて良かったと思う。
○ロシアでは-70℃
先週7日には、ロシアのあるところでは、気温が-(マイナス)70℃にも下がったそうだ。ニュースでは、外に止まっているバスの中が、冷凍庫のようになって、厚い霜で覆われている様子や、水道管をバーナーの火であぶって、凍りついてしまった水を解かそうとしている(それでも歯が立たない)という映像がうつされていた。おじさんのひげも、吐く息で凍っていた。
マイナス70℃の世界。
どれほど寒いことだろう。いや、寒いなんてものじゃないだろう。体感するったってどうやって? だって寒いと思ったか思わないかの瞬間にももう自分が凍ってしまいそうだから。
日本上空にやってきた寒気も、ロシアの方に中心を持つ寒気が、だんだんと大きくなったもの、その縁のところなわけで、中心下でそれほどなのだから、なるほどこちらもこれほど寒いわけだと納得する。と同時に、寒い寒いと言っているのも、ロシアのそれに比すれば、相当和らいで穏やかなものなのだろうとも思う。


■2001/01/15(月)
○どこもとびきりの寒さ
東京の最低気温-(マイナス)3.6℃になりました。ここまで寒くなったのは16年振りのことだとか。滋賀の実家でも、玄関の温度計が-5℃を表示していたそうです。そして、北海道の旭川郊外では、なんと気温が-36℃にまでも下がったということです。ちなみに、公式での日本最低気温の記録を調べたら、やはり同じ北海道旭川で、1902年に-41℃。その時の記録にあと-5℃と迫る。
とにかく今年の冬は、どこもとびきり寒い。
天気予報によると、西高東低の典型的な冬型の気圧配置で、まだ数日は寒い日が続き、日本海側では大雪どころか豪雪とも言えるほど降るらしいです。覚悟を促される次第です。
○エルサルバドルで大地震
中米エルサルバドルで大地震が起きて、2日目の夜。死者は既に400人を超えるとニュースで報道されています。依然1000人以上が行方不明だということです。こんな大惨事になるとは思ってもみませんでした。とにかく一人でも多くの人が救出されて助かって欲しいと願います。


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