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C言語辞典

putcharプット・キャラ関数かんすう
putchar function

語源  putプット characterキャラクター(文字出力)
分類  C/C++標準ライブラリ/関数・マクロ/入出力関数/出力関数/文字出力関数
名称  文字表示関数(character display function)
対義  getchar関数
同等  putwchar関数
類似  fputc関数, putc関数
関連  fgetc関数, getc関数
解説  putchar関数は、文字を表示する関数(又は関数形式マクロ)です。第2実引数に stdout(標準出力ストリーム)を持つ putc関数(又は putcマクロ)と等価です。
 標準出力ストリームが表示装置に繋がっている場合は、現表示位置に、出力文字c を unsigned char に変換した上で表示します。現表示位置は、その分進められます。

関数原型宣言ヘッダ  <stdio.h>
関数原型宣言例
             出力文字
               ↓
int putchar(int c);
↓
0~UCHAR_MAX:出力文字
EOF         :失敗
関数返却値
①書かれた文字cを返します。値としては 0~UCHAR_MAX(一般に 0~255)です。
②書出エラーが発生した場合はファイル・エラー指示子を設定し、EOF(一般に -1)を返します。
注意  putchar関数は、関数ではなくマクロとして実現されている場合もあり、その場合は stream を 2度以上評価される可能性がありますので、stream は副作用がある式であってはなりません。

マクロ定義例  putchar関数が、マクロとして実現されている場合の例です。
#define putchar(c) putc((c),stdout)

関数定義例  putchar関数が、関数として実現されている場合の例です。
// putchar.c

#include <stdio.h> // putc,stdout
#undef putchar // マクロ定義取消


int putchar( // 文字表示関数  PUT CHARacter
// 0~UCHAR_MAX:出力文字
// EOF         :失敗
int c) // 出力文字
{
  return putc(c,stdout);
} // putchar



 プログラム例   

1文字表示
1文字出力し改行、その繰り返しの例です。
// putchar1.c

#include <stdio.h> // putchar
#include <stdlib.h> // EXIT_SUCCESS


int main(void)
{
  putchar('+');
  putchar('\n');
  putchar('+');
  putchar('\n');

  return EXIT_SUCCESS;
} // main
実行結果
+
+





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